「あれ、なんか目が落ち着く普通のカレンダーやん!」いえいえ違うんです。これ、木内貴志さんが手がけるアート作品です。
このカレンダーは彼が2010年からずっと作り続けている”作品”です。
アーティストが作るカレンダーというと、美しい絵図入りやデザイン性を期待されがちですが、これはその真逆の発想で作られています。
いわゆる企業が得意先に配る、昔ながらのカレンダーの社名欄に「キウチグループ」という彼の偽企業風ホームページの名称が書かれているという、とてもコンセプチュアルなお品です。
改めて定番カレンダーの機能美に目が奪われます。
さらに、自分の誕生日にだけ細工がしてあるという気色悪い(笑)サービス!もあり。
どんな空間も一気に昭和の事務所感を想起させるというパワーも秘めています。
新築祝いにも!
掛けてみると不思議と目が落ち着くこのカレンダー。
「このタイプのカレンダーが一番使いやすい!コレが欲しかったのよ~!」と思われた方も多いのでは。木内さんもそもそもそんな思いでこのカレンダーを作られたそうです。
最近は企業さんからこういうカレンダーをもらうことも少なくなりましたね、なんていう感傷もあったり。
エディション50サイン入りです。(エディション番号は選べません)
そしてなんと、2024年に入ると1月経つごとに100円お値引き(只今990円)
サイズ
53×38cm
日本製
送料は定形外郵便で450円(ポスト投函・追跡・保証なし)
保証が必要な方は宅急便で1000円(対面渡し・追跡・保証あり)
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木内貴志プロフィール
1973年京都市生まれ。
成安造形大学造形美術科造形表現群洋画クラス修了。同研究生修了。
手法や作風を限定せず、絵画や立体はもとより、企画性の強いイベント的行為作品など、様々な表現で社会や制度と個人の問題を作品化し「キウチズム」なる個人イズムの確立を追求している。
http://www.kiuchism.com/
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「木内さんね、デビュー当時から一貫して自分の作品や展覧会タイトルにやたらと自分の名前を入れたがる変わったアーティストやね。彼の表現はいわゆるコンセプチュアルアートに属するものやと思うけど、そのあたりの作家が出してくるシニカルなクールさの代わりに駄洒落と哀愁と自己愛を装備したとても個性的な作風やと思てます。グローバルな視点から見ても特異なポジションやないやろか。」
(BBABB6キュレーターFタマさん:談)
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